
グループホームについて
グループホームとは、認知症や病気・障害で、生活が困難な高齢者が入所する介護福祉施設です。
3人の介護者に対して1人の介護職員が担当し、介助サービスや生活支援サービスを行います。
食事や掃除・洗濯など できる範囲は自分で行い、日常生活を通して認知症の進行を緩やかにし、健康的な生活ができるよう支援する施設となっています。
グループホームの大変な所は?
グループホームは認知症と診断された方が多い施設なので、認知症の利用者とどう接していくかで大変さが変わってきます。
認知症なので時には暴言を吐かれたり、噛まれたりするかもしれませんが、決して相手を否定することを言ったり、怒鳴ったりしてはいけません。
時には、施設内で徘徊する利用者をその場しのぎの嘘で乗り切る場合もあり、利用者との関係を築いていくコミュニケーション能力が非常に重要になります。
その他に、洗濯や買い物・料理など普段主婦がやるような事を、一緒に進めていくので慣れてない男性は苦労するかもしれません。
グループホームで働くのに資格は必要?
基本的にグループホームは無資格からでも働けます。
介護者に寄りそいながら日常生活を優しく、辛抱強くサポートしていく為、資格というよりかは、生活そのものをケアするアイディア・センス・コミュニケーション能力などの人間力が重要になります。
そこまで重要ではありませんが、あれば尚良い資格として、認知症介護実践者研修などを取得してれば働くのに問題ないでしょう。